ホームページを作っていく際に必要になってくるのは「サーバー」です。サーバーが無ければ、せっかく作ったホームページを公開することはできません。そこで今回は、サーバーとは一体どんな物で、どんな時に用意する必要があるのか?について、詳しく解説していきます。
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サーバーとは一体どんな物?
インターネットはパソコンやスマホ上で全ての物事が完結しているように見えますが、実際はそうではありません。パソコンにインストールされた「ブラウザ」というソフトが、世界中のあらゆる場所に存在するサーバーのデータを1~2秒の間に読み込み、それを画面上に表示させているのです。
インターネット上に膨大な数ほど存在しているデータの蓄積先がサーバーになります。つまり、あなたがホームページを作ったとしても、サーバーが無ければインターネット上に情報を公開することができないのです。
とはいえ、サーバーとはかなり大きなもので、価格も高額。そこで一般的には、サーバーレンタル業者からサーバーの一部分をレンタルして使用する、「レンタルサーバー」を主に使います。ただし、ホームページの作り方によっては、サーバーの準備が必要な場合と、必要でない場合があるため、それぞれを簡単にご紹介していきます。
ホームページを作る際にサーバーを自分でレンタルしなければいけない例
まずは、自分でサーバーをレンタルしなければいけない例です。
①オープンソースのCMSを使って、自分でホームページを作る場合
ホームページを作る際にはネット上でフリー公開されている「オープンソースのCMS」を使う場合があります。この場合であれば、サーバーは勝手に提供されないため、自分でレンタルサーバー業者と契約をする必要があります。ワードプレスなどを使う際は、レンタルサーバーが必要です。
②ホームページ作成ソフトをパソコンにインストールしてホームページを作る場合
ホームページを作る際に、実際にパソコンにソフトをインストールして作るタイプがあります。この場合も、サーバーが一緒には提供されないため、自分でレンタルサーバーを準備しなければいけません。
ホームページを作る際にサーバーを準備しなくでもいい例
では、一方でサーバーを準備しなくてもホームページが作れる例をご紹介いたします。
①外部業者にホームページを作ってもらう場合
サーバーを準備しなくてもいい実例の1つ目は「webサイト制作会社にホームページを作ってもらう方法」です。Webサイト制作会社は、自社でサーバーを持っていることが殆どのため、ホームページのデザイン、リリース、その後のページの管理まで一括して自社内でコントロールしてくれます。
初期費用もかかったり、毎月の月額料金も発生しますが、完全にプロのスタッフが管理を徹底してくれるので、セキュリティ的に見ても安心できる方法でしょう。
②クラウド型のCMSを使ってホームページを作る場合
さらには「クラウド型のCMSを使ってホームページを作る場合」にも、レンタルサーバー業者と契約をする必要はほぼありません。クラウド型のCMSビジネスを展開している業者は、自社のサーバーを社内に持っていて、そのサーバーをユーザーに提供してくれるので、あなたが独自にサーバーをレンタルする必要がないのです。
まとめ
というわけで、今回はホームページを作る際に重要な「サーバー」について詳しく解説してきました。あなたが見ているインターネットの画面のデータは、全てサーバーから取り出されたものだったのです。そのため、今からあなたがホームページを作るのであれば、サーバーは確実に必要です。どんなホームページの作り方をするのか?早速考えていきましょう。