「Flash」は様々なアニメーションや動きをホームページに追加する機能であり、世界中で普及してきました。
そんなFlashですが利用率が4.9%と落ち込み、ほとんど使われていません。それを踏まえ、2020年末にサポートを終了します。
サポート終了後もFlashを搭載していると、セキュリティの脆弱性やスマートフォン表示の不具合など、さまざまな問題を発生してしまうでしょう。
そこで今回は、既存のホームページからFlashを辞めたい方へ向けて、具体的な対処法を紹介します。
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既存のホームページからFlashをやめる方法は2種類
既存のホームページからFlashをやめる場合、以下2種類の中から、都合の良い方法を選ぶことになります。
- Flashコンテンツを別の技術に変換する
- ホームページを丸ごと新しいものに作り替える
それぞれの対処法について、次項より詳しく解説します。
Flashコンテンツを別の技術に変換する
Flashコンテンツを別の技術に変換する際、以下のような流れで行います。
- 利用中のFlashコンテンツを探し出す
- Flashコンテンツを別の技術に置き換える
利用中のFlashコンテンツを探し出す
まずは既存のホームページ内に、Flashコンテンツがどれだけあるのか探し出しましょう。
しかし、1つずつページを確認していく作業はかなり大変ですよね。そこでおすすめなのは、検索エンジンを使いファイルを検索することです。
Flashコンテンツを利用しているホームページには「swfファイル」が必ず存在します。この性質を生かして、検索エンジンでFlashコンテンツの確認ができます。
具体的なやり方は「filetype:swf site:www.自分のホームページのURL」をGoogleで検索するだけです。
Flashコンテンツを別の技術に置き換える
ファイルを全て見つけたら、全てを別の技術に置き換えていきます。
Adobe社がFlashコンテンツの代用は「HTML5」でするように、と声明発表しています。代用はHTML5で行いましょう。具体的な流れは以下のとおりです。
- 変換ソフトのダウンロード
- FlashコンテンツをHTML5に変換
- 変換後のコンテンツをホームページに組み込む
変換ソフトは様々なサービスがあります。
コンテンツの形式に合わせた変換ソフトを調べて利用しましょう。
なお、どんなサービスを選べばいいかわからない方は、Adobe社が提供しているツールをオススメします。
https://helpx.adobe.com/jp/animate/how-to/convert-flash-to-html5.html
変換が終了したら変換後のコンテンツをホームページに組み込む段階になります。HTML5の仕様に則った技術で置き換えていけば、問題はありません。先ほど紹介したAdobe社のツールをつかえば、簡単に組み込むこともできますよ。
ここまでできれば、作業は完了です。
ホームページを新しいのに作り替える
コンテンツ量が多すぎる、又はその手間自体が面倒な方には、ホームページ自体を新しく作り変えることをおすすめします。
自分で作り直すのもいいですし、プログラミングに関して深い技術力と知識を持つ制作会社を探し依頼するのもいいでしょう。
低単価で依頼したいなら、クラウドソーシングを使うのがおすすめです。
ランサーズ:https://www.lancers.jp/
クラウドワークス:https://crowdworks.jp/
まとめ
今回の記事では既存のホームページにある「Flash」を辞めたい時の対処法を紹介しました。
「Flashコンテンツを別の技術に変換する」
「ホームページを丸ごと新しいものに作り替える」
上記2点から都合のよい方法を選び、早いうちに対処をしておきましょう。