あなたは「ドメイン」という言葉を聞かれたことがあるでしょうか?ホームページなどのwebサイトを作る上では欠かせないものです。そこで今回はドメインとは一体何で、ホームページとどんな関わり合いがあるのか?について詳しく解説していきます。
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ドメインとは一体何なのか?
ドメインとは、webサイトが一つずつ持っている住所の様な物です。「https://www.shachou.com」のURLであれば「shachou.com」がドメインということになります。このドメインを元に、検索エンジンはインターネット上のサイトを探し始めるのです。
また、webサイトのデータを格納してあるのは「サーバー」と呼ばれる巨大なコンピューターですが、各ドメインごとに「IPアドレス」というものが割り当てられて保管されています。そのIPアドレスを探し出すのに使われるものをDNSサーバーと呼び、保管先のサーバーとの橋渡しをしているサーバーと考えればいいでしょう。
独自ドメインとサブドメインの違いとは?
ドメインには「独自ドメイン」と「サブドメイン」があります。それぞれにどんな違いがあるのか、ご紹介していきます。
①サブドメイン
サブドメインはレンタルサーバー業者が、自社の持っているドメインを分割して振り分けた物です。よくあるのが、ブログの無料サービスを利用した際に割り当てられるドメインになります。「aaa.shachou.com」というものはサブドメインで「aaa」の部分は、ユーザーが自由に書き換えられるようになっています。
サブドメインの状態であれば、このブログサービスなどがサービス終了した時点で、あなたのブログも同時に消えてしまうリスクがあります。
②独自ドメイン
一方の独自ドメインというのは、ドメイン業者と契約して、あなただけのオリジナルドメインを取得した物になります。「shachou.com」の部分を自分の好きなネームで決められるため、サービス側の影響を受けずに独自のwebサイト運営が可能です。ただし、独自ドメインは有料です。月に数百円の利用料金がかかる物だと覚えておきましょう。
トップレベルドメインとは?
トップレベルドメインとは、ドメインの一番右側にあるアルファベットの羅列です。一部ですが以下の様なものがあります。
・com
・org
・biz
・net
・info
検索エンジンは検索する際に、このトップレベルドメインから検索し、次にドメイン名を検索して、最後にIPアドレスの称号を行います。特にSEOとの関連性はありませんが、使えるwebサイトで分けられているのが特徴です。
独自ドメインを取得するメリットとは?
サブドメインでwebサイト運営を行うよりも、独自ドメインで運営を行った方が有利になります。それはどうしてか、理由をご紹介いたします。
①ずっと同じドメインが使える
独自ドメインを取得しておくと、webサイト自体を別の場所に移しても引き続き同じドメインを使用できるので、他のサービスからの影響を受けずに済みます。
②専用のメールアドレスが使える
独自ドメインを取得しておくと、そのドメインが持っているメールアドレスを同時に取得することが可能です。契約している以上はずっと自分のメールアドレスなので、どこの組織に属してもそのメールアドレスはずっと使えます。
③SEOで有利になる
独自ドメインを取得しておくと、SEOが有利に働くと言われています。SEOがきちんとできていれば、検索エンジンからの評価が上がり、検索上位に表示される可能性が高くなります。
まとめ
というわけで、今回はホームページとドメインの関係などについて詳しく解説してきました。自社ホームページを作るにあたって、ドメインをどうするのか?という問題は非常に大きなポイントです。出来れば独自ドメインを取得して、ホームページ作成をしていきましょう。