リップルネット株式会社

ホームページでのブランディングに必要なページとSNSと連携する利点に関する解説

一昔前であれば、テレビCMやラジオ、新聞や雑誌の広告、実店舗の雰囲気や店頭での品揃えなど、目に触れる範囲でしか商品およびサービスを比較することはできませんでした。同時にブランドやメーカーの提示する価格と質・パフォーマンスを信じるのが当たり前の時代であり、どちらか言えば企業や広告業界がブランドの価値を決めていたといえます。

しかし、インターネットとスマートフォンが普及した現代では、価格と質・パフォーマンスを消費者自身が簡単に調べられるようになり、価値を認めてもらうための「ブランディングによるブランド力の向上」に注力しなければ、利益や売上を確保するのが難しくなりました。オンライン上の集客・認知拡大・興味関心の育成・ファンやリピーターの創出するためにも、自社ホームページによるブランディングを強化する必要があるということです。

今回はホームページでのブランディングの重要性、ホームページでのブランディングに必要なページ、ホームページのブランディングにSNSを連携する利点、そしてホームページとSNSを連携する際のポイントと注意点についてお話します。

Contents

ホームページでのブランディングの重要性


はじめにホームページでのブランディングの重要性について解説します。

自社のメインとなる市場でのオンライン上の立ち位置が決まる

ブランディングとは「ブランドとしての価値を高めること」、もしくは、「価値のあるブランドを構築していくこと」を意味します。例えば、同じような商品でも、販売する価格がブランドやメーカーによって異なる場合があります。カップラーメンでも100円以下から1000円以上するものまであり、大きさや内容量、味、原材料の品質、原価による違いが価格に反映されるとともに、ブランドやメーカーの信頼・安心が価格に上乗せされているのが一般的です。

現実問題として、消費者目線で考えると「良い商品をなるべく安く購入したい」、ブランドやメーカーの売る側からすれば、利益の最大化のためにも「安い原価で高く販売したい」「高い原価ならさらに高く販売したい」と考えるため、購入と販売の間で乖離:溝が生じてしまいます。そして原価やコストなど物理的な部分以外で価格をあげられるのが「ブランドとしての価値」であり、「価格に価値を感じて、納得して、購入してもらう」ためにブランディングによる価値の向上が注目され始めました。

そしてオンライン上での立ち位置を決めるのが、自社のホームページによるブランディングであり、同業他社やライバル企業との企業間競争の最前線として、デジタル分野での格差を生じさせないためにも注力することが必要になってきたのです。

ブランド・メーカーとしてのイメージを確立しやすい

ブランドやメーカーのイメージはさまざまです。「美味しい」「信頼できる品質」「安心して任せられる・食べられる」「買って・任せて失敗がない」「お得」「納得できる価格」など、商品の購入やサービスへの課金する理由や根拠ともいえます。そもそも、「知っている:安心」と「知らない:不安」という部分は、消費者の中で大きな存在であり、ポジティブなイメージが残っていること、知っていることは購入や課金に大きな影響を与えます。

個人的な主観として考えても、まったく無名のブランドやメーカーの商品、もしくは実店舗やネットショップで購入するよりも「一度でもお金を払ったことがある」「お金に対して満足できる対価を得られた(得られそうだ)」と感じられることにお金を支払いたいと考えるのがごくごく自然ではないでしょうか。同様に一般的な消費者であれば、安心してお金を支払いたい、美味しい、嬉しい、楽しい、役立った、助かったなどのポジティブな結果を求めるということです。

消費者の購買行動の流れにおいて、ポジティブな結果を得られるという期待を感じてもらうのがブランディングであり、安心や信頼とともに提示する価値に対して対価:お金を納得して支払ってもらうことにつながっていくのです。逆に言えば、ブランドやメーカーとしてのイメージが確立していないということは、不安やネガティブな気持ちが先行してしまい、結果的に知っていて安心できる他の商品を購入、知っている別のお店に行く、購入や課金したことのあるサービスに流れて行ってしまいます。

ブランド・メーカーとしての価値を理解してもらえる

ブランドやメーカーとしての価値は、商品やサービスの価格に強く影響します。価値をしっかりと理解してもらえれば金額が高くても納得して支払ってもらえますし、理解してもらえなければどんなに安くてもお金を支払ってはくれません。商品やサービスの品質がどんなに高くても、ブランディングによって価値を伝えること、価値を理解してもらい価値に見合った価格で購入してもらうことができないということです。

極端なことを言えば、知ってもらい、価値が伝われば品質に関らず初回一度の購入や一回のサービスの利用にはつながるということでもあります。しかし、商品やサービスにもよりますが、安定した売上にはリピート購入、再来店してくれるファン・リピーターの購入は必須であることから、初回の購入や利用から継続につながる品質の確保も必須です。言い換えれば、ブランディングで認知を拡大し、初回の購入や利用につなげること、その上で「初回の購入や利用で品質と価値を知ってもらうこと」を両立していくのがとても重要といえます。

ビジネスの現場において基本でもある、顧客との接点を持つこと、接点から興味関心の育成や購買意欲の向上を目指すこと、継続購入や継続利用したくなる品質を提供することにもつながっていくと覚えておきましょう。

イメージや価値に応じた対価・価格の商品やサービスの創出につながる

ブランディングによって価値が理解され、消費者や顧客野中にイメージが固まってくると、顧客からの声が届くようになってきます。感謝や感想、お礼の言葉もあれば、時には厳しいクレームも届いてくるかもしれません。これらはブランド・メーカーに対するさらなる期待から生まれるものも多く、商品やサービスの改善につながる可能性がある情報ともいえます。実際にお金を支払って体験した結果を、直接聞けるということなとても重要であると理解しましょう。

集まった情報は新しい価値を生むアイデアになることもあれば、商品を売る側、サービスを提供する側からは見えなかった課題や問題の発見と改善が実現され、消費者や顧客とともに成長できるという伸びしろを生み出してくれるともいえます。同時に消費者や顧客とのコミュニケーション自体が、ブランディングにつながっていくこともあり、起業と消費者という構図から、人と人の関わりという構図になることで、さらなる信頼や安心を生み出し、ファンやリピーターの創出する効果も期待できます。

ブランドやメーカーとして、従業員からも顧客からも愛されるようになる

ブランディングにおいて注目されている要素に「従業員満足度(ES:Employee Satisfaction)」と「顧客満足度(CS:Customer Satisfaction)」があります。ブランディングを通じて、従業員自身にブランドやメーカーの価値を理解してもらい、自覚と自信を持って仕事をしてもらえるようにすることが、商品やサービスの質の向上につながっていきます。商品やサービスの質が向上すれば従業員の報酬が上がったり、さらに職場環境の改善に投資されていくため従業員満足度が向上、同時に顧客満足度も向上していくと言う理想の流れが手に入るということです。

同じく安定的な利益や売上によって、商品やサービスの質が向上することで、初回の購入や利用をした人に一度で気に入ってもらえる可能性も高まり、ファンやリピーターの増加も期待できます。結果的に従業員からも顧客からも愛される企業体質となり、企業としての成長力を高めながら、長く持続的・継続的に事業を続けられるようになるのです。

ホームページでのブランディングに必要なページ


次にホームページでのブランディングに必要なページについて解説します。

会社概要や所在地の地図、沿革、主な取引先や実績、卸先や販売地域

ホームページでのブランディングでは、ブランドやメーカーとしての基本的な情報を網羅していくことが大切です。会社外用や所在地・支店・店舗の住所や地図、沿革などを漏らさず記載しましょう。商品やサービスの変化・成長した経緯なども記載すると、ファンやリピーターが喜んでくれる可能性があります。

その他にも、BtoBであれば主な取引先や実績を記載しておくことで、他の企業が購入・利用しているという理由で検討候補の上位に入れる可能性が高まります。同様にBtoCであれば卸先・売地域などを記載しておくと、どこに売っているのか分からない、どこに行けば買えるのか、サービスを受けられるのか知りたいと言う人の役に立ちます。

これらの情報は伝えて理解してもらうことで、閲覧してくれた人の心の中にブランド・メーカーとしてのイメージが強く残るものであるため、具体的な数字を示しながら、確定している情報を正確にわかりやすく伝えることをおすすめします。

企業や組織としての取り組み、方針

企業や組織としての取り組み、方針もとても大切です。どのような企業が商品を生産し、販売しているのか、もしくはサービスの提供元は信頼できるのかを伝えることができますし、取り組みや方針に賛成・賛同してもらうことで商品の購入やサービスへの課金につながっていきます。基本的に潜在的な顧客層や見込み客は「知っていることが多いブランド・メーカー」の中からお金を支払うべきなのはどれかを選択します。

例えば「お腹が空いたから、ご飯が食べたい」というニーズ:欲求があるとして、いきなり入ったことのないお店に入るのは抵抗があります。なぜなら、美味しいかわからない、総額でいくらくらいになるのかわからない、食べきれるボリュームかわからない、店の雰囲気がわからないなど、わからないことだらけなのが理由です。

逆にお腹が空いたタイミングでよく行くチェーン店、もしくは一度でも行ったことがあるがあれば、わからないという不安がないため、悩むことなく安心してお店にはいれますし、納得した上で代金を支払うことができます。ブランディングの基礎ともいえる「知ってもらうこと」の重要性を理解しておくと、どのようなイメージを伝えたいか、どのようなイメージを持ってほしいか注力しやすくなるでしょう。

カスタマーサポートにつながりやすい仕組みやよくある問い合わせ・Q&A

潜在的な顧客層や既に顧客になってくれた人に対して、ホームページ上でカスタマーサポートにつながりやすい仕組みを設置しておくことも大切です。実店舗への来店が難しい、距離が遠い、そもそも実店舗はないというような状況の場合に「どこに言えば(聞けば)いいのかわからない」と不安やネガティブな感情につながってしまうためです。問い合わせフォームやメールアドレス・電話番号・FAX番号、必要に応じてSNSやアプリの連携できるようにするなど、顧客とつながれる仕組みを必ず設置して、「顧客の声を聞けるようにする」ことが求められます。

新規顧客獲得の可能性を高めることにつながりますし、既存の顧客の満足度の向上も期待できる他、ブランドやメーカーとしての課題・問題の発見にもつながっていきます。特にクレームについては忌避されがちですが、本質的に企業としての落ち度である場合もあるため、改善すれば勇気を出してクレームを伝えてくれた人以外の顧客も満足や納得してくれる可能性が高いです。

また、よくある問い合わせ、よくある質問をまとめたQ&Aのページの設置もおすすめです。簡単なことであればカスタマーサポートに連絡する手間もなく、顧客自身が課題や問題、悩みを解決してくれるようになります。同様によくある問い合わせ、よくある質問自体が改善すべき課題や問題の可能性も高いため、なぜ何度も問い合わせや質問が来るのかを精査して、改善していくことも進めていきましょう。

商品やサービスに関する情、購入や課金する方法

商品やサービスに関する、そして購入や課金する方法についても明確に記載しましょう。また、商品やサービスの基本情報のみを記載し、別ドメインでブランドサイト・特設サイト・イベントサイト・キャンペーンサイトを構築してリンクを設置し、さらに魅力を伝えられるような流れを作ってみても良いでしょう。加えて前述した卸先や販売地域も合わせて記載しておくと、購入意欲が高まった段階で購買行動に移ってくれる可能性が高まります。

また、購入や課金する方法として、Amazonや楽天市場などのECサイト構築・運営プラットフォームで出店したり、CMSのプラグインでEC機能や予約機能を追加することも検討しましょう。ホームページのブランディングの効果が、直接的に利益・売上につながる仕組みと組み合わさることで、新しい収益源の創出になるので大変おすすめです。

コンテンツマーケティングやWebマーケティング

コンテンツマーケティングはホームページ自体およびドメインの評価の向上が期待できる手法です。質の高いコンテンツが増えれば増えるほど検索エンジンの評価が高まり、検索流入のアップが見込めるのも利点です。Webマーケティングとしてリードの獲得のためのフォームの設置、メールマガジンの配布、ホワイトペーパーの設置、各種SNSとの連携、LP(ランディングページ)の制作などのページを組み込んでいくのも重要といえます。

これらのマーケティング手法は後述するSNSとの連携において、「利益や売上につながる導線となる基盤」でもあり、ブランディングの成果を得るために必要ですので、ブランディングと並行して進めていくと良いでしょう。その他にもイベント・キャンペーン・新商品や新サービスの紹介・クーポンの配布なども行えるようにしておくと細かなマーケティング戦略もできるようになると覚えておきましょう。

ホームページのブランディングにSNSを連携する利点


次にホームページのブランディングにSNSを連携する利点について解説します。

企業の中の人という立場から発信する情報のため信頼感がある

昨今では大手有名企業においても、公式SNSアカウントを開設・運営し、いわゆる「中の人」と呼ばれる形で高い人気を誇るアカウントも増えてきました。面白く楽しい投稿で注目を集めるだけでなく、有益な情報を提供することで信頼感の向上が期待できるため、ホームページで作成したコンテンツを素直に見てくれる可能性が高まります。

また、SNS上のクレームのようなネガティブな投稿に対してリプライ:返信を行い、直接的に顧客対応することも珍しくなく、しっかりと対応している流れをオンライン上で公開できるのも利点であり、さらなる信頼感のアップにつながっていきます。その他にもSNSのユーザーの投稿から新しい商品や新しいサービスの創出につながるポジティブなケースもあるため、ホームページの問い合わせやよくある質問と組み合わせつつ、改善や成長の材料を得られるのもメリットです。

顧客と同じ「人」であることに安心感や親近感が沸きやすい

SNSであれば普段から気軽に利用するアプリ・デバイスで情報が届けられるため、使い方次第で安心感や親近感が沸きやすくなるという利点があります。一般的にはブランドやメーカーの人は遠い存在であり、そもそもに他人なため安心感や親近感を得るにはとても多くの時間が必要になります。アプリやデバイスを通じて日常的に接点:タッチポイントが生まれるため、身近な存在として認知してもらえるということです。

安心感や親近感が得られることはとても重要であり、ブランディングの成果として求める結果の一つでもあります。知らない、わからないという不安を払拭し、知っているという安心感、信頼できる親近感こそ、商品の購入やサービスへの課金につながっていくからです。そして前項でお話した信頼感と同様に安心感や親近感がある状態であれば、SNSの投稿に記載したホームページのコンテンツのURLも見てもらいやすくなりますし、その他のマーケティング施策が成功する可能性も高まって行くでしょう。

シェアやRTなど、SNSの共有機能による爆発的な情報伝達が期待できる

ブランディングにおいて重要なのは「伝えたい情報を形にすること」、そして「形にした情報を届けること」の2つです。ホームページとSNSを連携することで、ホームページのコンテンツで伝えたい情報を形にして、SNSで形にした情報を届けるという流れが作られるようになり、検索流入に加えてSNSからの流入も期待できます。

公式アカウントのフォローが増えるに連れ、シェアやRTなど、SNSの共有機能による爆発的な情報伝達が期待できることも大きな利点です。特にポジティブな気持ちで共有やシェアされた投稿はユーザー自身をフォローする別のユーザーにもポジティブな形でリーチしていくため、認知拡大の効果も非常に高くなります。結果的にユーザー自身が新しいリード:見込み客を増やしてくれるという好循環につながり、発信した情報がさらに伝わりやすく、かつ利益や売上の分母も増えていくということです。

他のブランドやメーカーとの協力やコラボに発展することも

公式のSNSアカウント同士がコミュニケーションすることで、他のブランドやメーカーとの協力・コラボに発展することもあります。時には同業他社やライバル企業ともオンライン上で協力しあったり、お互いの情報を拡散しあったりすることもあり、一般的なユーザーとは違った形での認知拡大、リーチする幅や範囲の拡大が期待できます。

その他にも異なる業界や業種のブランド・メーカーと協力することで、新しい商品の開発や期間限定のイベントの企画立案につながっていくこともあり、企業や組織としての成長力の一つとして役立つのも利点です。もちろん、最優先すべきは自社の利益・売上ではありますが、結果として新規顧客獲得や新しいニーズの創出につながることは長い目で見てもプラスになるのは間違いないでしょう。

ファンやリピーターの創出、休眠顧客の掘り起こしなど利益や売上にプラスになる

ホームページで情報発信しつつ、SNSと連携して継続的にオンラインでのマーケティングをしていくと、さまざまな顧客層の視野にはいりやすくなるため、ファンやリピーターの創出とともに、休眠顧客の掘り起こしにもつながります。何らかの理由で離れていた顧客を呼び戻せるようになれば、利益や売上がプラスになるということです。

実際にSNSの投稿を見て久々に来店した、イベントやキャンペーンで良い機会だから購入した、新しい商品やサービスに興味が沸いたなど、SNSを通じて情報が届くことで気づいてもらうことができれば、今までの安心や信頼も思い出してもらえる可能性が高いです。ブランドやメーカーとしての価値の再確認・再発見につながれば、休眠顧客としてもメリットとなり、双方の利益損失や機会損失も少なくなっていくでしょう。

ホームページとSNSを連携する際のポイントと注意点


次にホームページとSNSを連携する際のポイントと注意点について解説します。

SEOやサイト構造など、ホームページの骨格である更新や管理を怠らない

SNSとの連携の前にホームページのSEOやサイトの構造、更新や管理など骨格となる部分を対応しておきましょう。SNSからの流入だけでなく、検索流入についても増やしていくことで、全体的なアクセスのアップを維持していくことが理由です。また、ホームページが古い場合、スマホ対応していないこともあります。せっかくSNSからアクセスがあるのに、ホームページに訪れたらパソコンにしか対応していないようですと逆効果ですので、必ずスマホ対応しておくことをおすすめします。

特にSNSは直接的に反応やレスポンスがあるため、運営に夢中になってしまうことがありますので、ホームページのコンテンツ制作・更新管理が逆に疎かになりがちです。どちらもバランスよく更新管理と運営、そして定期的に投稿できる体制を整えることが大切です。同様にSNSのアナリティクス機能だけでなく、Googleアナリティクスやサーチコンソールによる分析を忘れず、効果検証と改善をセットで考えていくことも忘れないようにしてください。

記事コンテンツやSNSで投稿する内容は必ずチェックする体制にする

ホームページ上の記事コンテンツと、SNSでの投稿に共通するのが「公開されれば世界中の人が見る可能性がある」ことです。誤字や脱字のチェックだけでなく、内容に問題がないか、正確で誤った情報を発信することにならないかをチェックできる体制を整えるべきということです。

基本的に記事コンテンツも投稿も作成した本人の責任に留まらず、企業や組織としての発言であるとみなされることを忘れてはいけません。同じくブランド・メーカーとして相応しいかどうか、ブランドイメージにネガティブな影響を与えないかどうかなど念入りに精査した上で公開・投稿することが大切です。

炎上しないような表現、誰も傷付けない表現を徹底する

前項のチェック体制に加えて、記事コンテンツやSNSの投稿時に注意すべきなのが「炎上しないような表現、誰も傷付けない表現を徹底する」ことです。一見、誰も傷つけないような文章に見えても、誰かを傷つける可能性があることを忘れないようにしましょう。

同時に、不適切な表現があった場合に、即座に対応できる連絡体制を作っておくべきです。すぐに説明できる状態にしておくことで、ネガティブな結果を最小限にすることができるためです。同様に削除すれば良いということでもないため、事前にどのようにするか判断しておき、そもそも炎上などにつながらないようにしっかりとチェックし、しっかりと判断できる人材を選ぶことが大切です。

結果が出るまで時間を要することを忘れず、持続・継続する

ホームページとSNSによるブランディングおよびマーケティングは結果が出るまでに時間がかかります。途中で諦めてしまうと、肝心の「知ってもらうこと」ができないまま、結果が出せないままになってしまうということです。ホームページの更新管理とともに、SNSの運用を持続・継続できるように人材を配置すること、兼業であれば時間的なリソースを確保することをおすすめします。

体制構築のイメージとしては、月間や週間でどのくらい投稿したいのか、記事コンテンツを何本作るのかを決めて、少なくても定期的な更新を必ず行えるようにする形がベストです。可能であれば、一人に任せて属人化させてしまうのではなく、チェック体制のためにも複数の人が対応できるようにしておくと安心ですし、安定した運用ができるようになります。

記事コンテンツの制作やSNSの運営に集中したいなら更新管理を専門家に任せる

業界や業種によっては、一番儲かる繁忙期にこそ、人的リソースが足りず、ホームページの更新管理やSNSの投稿が途切れて、マーケティングの成果の最大化ができないこともあります。記事コンテンツの制作やSNSの運営に集中したいなら、ホームページの技術的な部分の更新管理を専門家に任せることをおすすめします。

特にホームページのことがよくわからない、放置してしまっているような状況ですと、そもそもにオンライン上でのブランディング自体が不可能ですので、ブランディングやSNSの連携を死体と思ったタイミングで専門家に相談するとスムーズに始められるということを覚えておきましょう。

まとめ:ホームページとSNSの更新管理を活用して認知拡大を積極的に狙っていこう

今回はホームページでのブランディングの重要性、ホームページでのブランディングに必要なページ、ホームページのブランディングにSNSを連携する利点、そしてホームページとSNSを連携する際のポイントと注意点についてお話しました。

ホームページやSNSによるブランディングにはノウハウを蓄積し、結果を出すための「時間」が必要です。業界や業種的にITやシステム面でのリソースが不足しているのであれば、迷わず専門家に任せることが大切です。

当社リップルネットでは、月額14,300円(税込)でホームページの更新管理を承っております。ブランディングに注力したいが技術的リソースが足りないとお困りであれば、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

この記事が自社のブランディング戦略にお悩みの方のお役に立てれば幸いです。

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