ホームページ更新管理を外部委託してコンテンツマーケティングに集中する利点と方法について
コンテンツマーケティングに挑戦したいが、そもそもホームページ更新管理がきちんとできていないとお悩みではありませんか。
セキュリティやSEO、サーバーやドメイン、メールアドレスなど専門的な部分がネックになっているのであれば、難しい部分のホームページ更新管理を外部委託し、コンテンツ制作:コンテンツマーケティングに集中するのがおすすめです。
今回はホームページ更新管理で見落としがちな難点、ホームページ更新管理の外部委託してコンテンツマーケティングに集中する利点と方法についてお話します。
Contents
ホームページ更新管理で見落としがちな難点
はじめにホームページ更新管理で見落としがちな難点について解説します。
定期的な更新と新鮮かつ正確な情報発信ができないとアクセスアップは難しい
コンテンツマーケティングを意識してホームページ更新管理をする場合、定期的な更新と新鮮かつ正確な情報発信ができないと、PVやアクセスのアップや検索エンジンの評価をあげることは非常に難しいです。そのため、「ホームページ更新管理がよくわからない」という段階でつまずいてしまうと、肝心の「コンテンツ制作」を定期的に行うことができず、コンテンツマーケティングの利点を活かせなくなってしまいます。
同時に、コンテンツマーケティングを行わない場合、ドメイン上のページが少ないことで、そもそもアクセスしてもらえる可能性が低いです。トップページ、会社概要、地図、問い合わせ、商品やサービスの紹介など、数ページ、十数ページの場合と比べて、コンテンツマーケティングで数十ページ、数百ページの方が「アクセスするページが多い」という単純な差が出てしまうのです。
文章と画像(写真)だけではコンテンツ制作は難しい
CMSおよびWordPressで公式サイトを運営していない場合、文書と画像や写真だけでコンテンツ制作をすることはできません。HTMLやCSS、JavaScriptやPHPなど、さらに高度な技術・仕組みを理解する必要があるためです。逆に言えば、自社の公式サイトがWordPressで構築されていれば、文書と画像、写真だけでコンテンツ制作を進めることができます。
しかし、ホームページ更新管理がわからないという状況ですと、そもそもWordPressがわからない、HTMLやCSSはもっとわからないという状況である可能性も高いです。まずはWordPressがどんなものなのか理解し、WordPressに切り替えた上でコンテンツマーケティングに挑戦した方がスムーズであると覚えておきましょう。
WordPressは「コンテンツ制作」は簡単だが本体の管理は難しい
WordPressはMicrosoftのWord、Googleドキュメントのような操作性で、直感的に記事やコンテンツを制作できます。ただし、WordPressはOSS(オープンソースソフトウェア)であり、公式のサポートはほぼありません。もちろん、有志によるフォーラムやヘルプ、または個人や企業によるWordPressの情報が数多く存在するため、「ITに苦手意識」がなければ、Web制作初心者の方でも構築や運営することも可能です。
しかし、ITに苦手意識がある、DX推進はよくわからない、サーバーやドメインと言われてもピンと来ないような場合ですと、WordPress本体、プラグイン、テーマの更新や設定でつまずいてしまい、コンテンツ制作に取りかかることができなくなってしまいます。実際にはアップデートはボタン一つ、または自動更新できるため、難しいものではありませんが、プラグイン同士の競合、テーマとの相性、最新のWordPressへの対応を調べるなど、素人には難しい部分もかなりあります。WordPressはコンテンツ制作は簡単だが、本体の更新や管理、設定は難しいということを知って起きましょう。
サーバーやドメイン、メールアドレスの管理は難しい
顧客やユーザーに見える部分、すなわちブラウザで表示される情報のホームページ更新管理以外に、サーバーやドメイン、メールアドレスの管理も必要です。かなり専門的な知識が必要であるため、業界や業種によっては全くノウハウや知見、経験がない分野とも言えます。
また「ランニングコストを抑えたい」という考えで、ホームページ制作はしたものの、メンテナンスや保守、更新などのサポートを受けていない場合、サーバーやドメインの更新がなされなかったり、メールアドレスの追加や削除ができなかったりします。
結局、コンテンツマーケティングどころか、ドメインやホームページを活かしたマーケティングができないまま時間が過ぎてしまい、同業他社やライバル企業とのIT格差がそのまま利益や売上の差につながってしまうのです。
セキュリティの重要性を理解し、実践しないと難しい
ホームページ更新管理はセキュリティが重要です。個人情報や機密情報の有無に関わらず、サイバー攻撃の踏み台になってしまうこともあるためです。実際に公式ホームページ上のサーバーに有用な情報がなくても、書き換えられてしまったり、悪質なスクリプトを埋め込まれたりすれば、間接的にサイバー攻撃に加担することにもなりかねません。また、セキュリティの甘さを知られてしまうことで、メールアドレスや管理者権限の奪取につながれば、Emotetやランサムウェアといったマルウェア・ウイルスの感染拡大を手伝う可能性も高まります。
同時に、「セキュリティがよくわからないまま、取引先や顧客に迷惑をかけてしまった」ということは、残念ながら通用しない時代です。企業や組織としてセキュリティの重要性を理解し、実践することが求められており、セキュリティがわからない、ITがわからない、CMSがわからないという状況であれば、迷わずホームページ更新管理を外部委託に任せる=アウトソーシングすることが大切です。
ホームページ更新管理の外部委託してコンテンツマーケティングに集中する利点
次にホームページ更新管理の外部委託してコンテンツマーケティングに集中する利点について解説します。
検索エンジンの評価やドメインパワーが向上する
ホームページ更新管理の難しい部分、専門的な部分であるSEOの基礎やHTMLの構造、適切なCSS、JavaScriptの精査を外部委託に任せることで、検索エンジンの評価やドメインパワーの向上が期待できます。例えば、Googleアナリティクスやサーチコンソールを設定、活用したり、キーワードや共起語の選定を適切に行ったりすることで、検索エンジンの上位に表示される可能性が高まるのです。
その他にもページ表示速度、厳格(valid)で仕様に沿ったHTMLやCSSによるページの生成、マルチデバイス対応(レスポンシブデザイン)などなど、「難しくて、専門的だが大切な部分」を任せることで、コンテンツが正当に評価されやすくなります。言い換えれば、よくわからないままコンテンツマーケティングを行うと、コンテンツの質に関係のな部分で評価を下げてしまいます。コンテンツマーケティングの利点である検索エンジンの評価やドメインパワーの向上を得るためにも、わからないままにしないことを重視してください。
潜在的な顧客層・ターゲット・ペルソナにリーチしやすくなる
検索エンジンの評価やドメインパワーが向上し、検索結果の上位、もしくは一桁台のページに掲載されるようになれば、結果的に「ホームページを見てもらえる」可能性が高まります。すなわち、潜在的な顧客層・ターゲット・ペルソナにリーチしやすくなるということです。特に潜在的な顧客層は何らかの悩み・困りごと・興味・好奇心など、さまざまなキーワードで「無作為に」必要とする情報を探しています。そのため、自社のコンテンツやホームページがキーワードで合致した時点で、何らかのニーズにも合致している可能性が高いです。
言い換えれば、自社の商品やサービスにおけるターゲットやペルソナと合致しやすくなるという意味であり、直接的に利益や売上のアップ、新規顧客獲得、ファンやリピーターの創出にもつながる可能性も高くなります。これらはコンテンツマーケティングによって得られるリターンでもあり、逆に言えばコンテンツマーケティングに挑戦しなければ得られないリターンです。実際にコンテンツマーケティングによって潜在的な顧客層とつながり、利益を増やしているケースは少なくありません。何もしないまま利益損失と機会損失をしてしまうよりも、コンテンツマーケティングに取り組むことで新しい収益源や新しい利益の導線を作ることが大切です。
リードジェネレーションやリードナーチャリングが実現できる
リードジェネレーションとは「見込み客獲得」、リードナーチャリングは「見込み客育成」と、それぞれマーケティング手法を意味します。例えば、ホームページを閲覧している人は、そのままでは顧客に成長することはありません。そのため、購入する見込みのある客として獲得し、育成する必要があるのです。わかりやすい手法で言えば、問い合わせや資料請求、サンプルのプレゼントなどをホームページ上で行い、企業名や個人名、メールアドレスなどを入力してもらうことで、リードを獲得します。得られた情報を元に、積極的にアプローチしたり、メルマガや会員登録してもらったりすることで、顧客やユーザーとつながることができるのです。
他にもアプリのインストールや登録、クーポンのプレゼント、SNSのフォローや友達登録など、さまざまな手法を用意しておくことで、潜在的な顧客層とつながれる可能性を高めることができます。前述したように何らかのキーワードでアクセスしてくれた人は、ターゲットやペルソナと合致しており、ニーズも合致している可能性が高いことから、コツコツとリードの獲得と育成を繰り返すだけで、安定的な新規顧客獲得と、利益や売上のアップが期待できます。
BtoB、BtoCのどちらでもマーケティングによる具体的な効果や成果が出やすい
検索エンジンの評価やドメインパワーの向上、潜在的な顧客層・ターゲット・ペルソナへのリーチ、リードの獲得や育成が実現されることで、BtoB、BtoCのいずれにも具体的な効果や成果が出やすくなります。例えば、売上が落ち込む曜日や日にちのキャンペーンやセール、クーポンの配布による売上促進、初回限定のお得なサービス、または定期的かつ継続的な購入・利用でのサービスなどを「認知」されやすくなり、「利用」してもらえるということです。
また新しい商品やサービスを紹介するタイミングにおいても、既にコンテンツやホームページを通じてファンやリピーターになってくれた人なら、ポジティブに広告を受け取ってもらえるようになり、購入や有料サービスへの課金につながる可能性も高まります。既存の顧客や取引先を大切にしつつ、新規顧客を獲得できるというポジティブな循環になれるということです。結果的に安定的かつ右肩上がりの利益・売上が得られるようになり、持続的かつ継続的な企業や組織に成長できるでしょう。
SNSとの連携や連動によって幅広い属性に共有・シェア・RTされやすくなる
コンテンツマーケティングに集中することで、コンテンツの質が向上します。その上で検索エンジンの評価やドメインパワーが向上すれば「認知してもらい、SNSで共有してもらえる」可能性も高まるのです。コンテンツマーケティングによってリーチし、認知され、リードとなり、育成によって顧客・ファン・リピーターになる。すると、好意的かつポジティブな人がSNSで情報発信をしてくれるという流れになれば、高い広告効果になるだけでなく、今までリーチしなかった幅広い属性にさらにリーチするようになるのです。
SNSでコンテンツを紹介、コンテンツでSNSのアカウントを紹介という形で公式ページやコンテンツとSNSを連携、連動するのみであり、SNSフォロワーやファン、友達が増えることで、SNSからの流入も増えていくでしょう。いわゆるデジタルマーケティングが実現できるということでもあり、今までになかった顧客やユーザー、取引先とつながることで、利益や売上以上の成果や結果を得られる可能性も高まります。同時に、今までリーチしなかった層とつながることで、新たなニーズ、新たな商品、新たなサービス、新たな仕組みの創出も期待できます。
ホームページ更新管理の外部委託してコンテンツマーケティングに集中する方法
次にホームページ更新管理の外部委託してコンテンツマーケティングに集中する方法について解説します。
WordPress本体やテーマ、プラグインの更新管理を外部委託する
コンテンツマーケティングに挑戦したいのであれば、まずは自社のホームページがWordPressかどうか確認しましょう。もし、長い間放置しており、修正や更新ができなくて困っているのであれば、WordPressにリニューアルすることをおすすめします。その上でWordPress保内やテーマ、プラグインなどの更新管理を外部委託しましょう。
この時点でWordPressにおける脆弱性やセキュリティホール、すなわちセキュリティに関する大半の課題や問題は解決します。安心・安全な状態でコンテンツマーケティングに集中できるようになるため、より質の高いコンテンツの制作が可能となるでしょう。
サーバーやドメイン、メールアドレスの管理や更新作業を外部委託する
サーバーやドメイン、メールアドレスの管理や更新作業も外部委託に任せましょう。ただし、サーバーやドメインの管理画面にログインする情報、更新の際の手順は共有しておき、いつでも自社で対応できるようにしておくことをおすすめします。なぜなら、何らかの理由でホームページ管理会社が利用できなくなると、サーバーやドメインを更新できず、失効してホームページの維持運営ができなくなる可能性があるためです。
また、なるべくならホームページ更新管理を同じところに外部委託をしたいのであれば、実績がしっかりとしており、信頼できる委託先を探すことも大切です。サーバーやドメインの更新管理に関する不安もなくなりますし、長く付き合いつづけることで、相談やコミュニケーションがしやすくなり、要望が伝わりやすくなれば、新しいWebマーケティングに挑戦する際もスムーズになるでしょう。
プラグインの追加やテーマの変更など、いつでも相談できるようしておく
ホームページを介した新しい事業、新しいマーケティング、またはDX推進を考えている場合、プラグインの追加やテーマの変更など、いつでも相談できるようにしておきましょう。特に外部委託先によっては、技術が伴わずに更新管理以外の作業を担ってくれないこともあります。ホームページ更新管理だけでなく、ホームページのリニューアル、ホームページの制作、修正、カスタマイズに対応できる外部委託先と継続的につながっておくことで、解決できる問題ですので、契約時からコミュニケーションしやすい、難しいことをきちんと説明してくれる委託先を見つけることが大切です。
もし、既存の委託先がコミュニケーションに難がある、費用対効果が薄いなどでお悩みであれば、外部委託先の乗り換えや切り替えも検討しておきましょう。自社で対応できず、外部委託先でも対応できない技術面の課題や問題がある場合、その状況自体がDXの推進や新しいことへの挑戦を阻む要因であると理解すべきです。乗り換えや切り替えによって、新しいことに挑戦できるようにするとポジティブに考えることをおすすめします。
Googleアナリティクスの設定&アクセス解析にアドバイスを受け取る
外部委託先に任せるタイミングで、Googleアナリティクスの設定やアクセス解析についても強化しましょう。可能であればレポートやアドバイスを受けられる外部委託先ですと、PDCAによる改善がしやすくなります。特にコンテンツマーケティングにおいては、実際に作成したコンテンツと、潜在的な顧客層が望むコンテンツに差が生じてしまいがちです。ニーズに沿ったコンテンツやキーワードを把握するためにも、外部委託先と相談しながら、どうすればアクセスアップができるか模索することをおすすめします。
逆にアクセス解析を行わず、無作為かつ不適当にコンテンツマーケティング、コンテンツ制作を行うことはおすすめできません。コンテンツの質が検索エンジンの評価に影響するだけでなく、コンテンツを見た人にも影響するからです。有益で質が高く、新鮮で正確な情報をアップしていくことを忘れず、キーワード、共起語、サジェストワードなど、さまざまな角度から自社とコンテンツと潜在的な顧客層をつなぐイメージを持ちましょう。
【重要】ランニングコストが低く、技術力が高いホームページ管理会社を選ぶ
ホームページ更新管理を外部委託する際、ランニングコストが低く、技術力が高いホームページ管理会社を選びましょう。外部委託したものの求める結果が得られない、コンテンツマーケティングがスムーズにならない、相談できないようであれば、前述したように外部委託先の切り替えや乗り換えを前向きに検討することをおすすします。
まとめ:自社のドメインを成長させるイメージを持って定期的にコンテンツ制作をしよう
今回はホームページ更新管理で見落としがちな難点、ホームページ更新管理の外部委託してコンテンツマーケティングに集中する利点と方法についてお話しました。
ホームページ更新管理を外部委託に任せることで、コンテンツマーケティングに集中できるようになります。コンテンツ制作がスムーズになることで、定期的な情報発信が可能となり、自社のドメインを成長させることにつながるので大変おすすめです。
当社「リップルネット」では、ホームページ更新管理の難しい部分、専門的な部分を月額:14,300円(税込)で承っております。対応エリアは全国であり、ランニングコストを抑えながらホームページの安全性や正常な動作を手に入れることが可能です。もちろん、WordPressにも対応、他社からの乗り換えや切り替えも可能ですので、ぜひともこの機会にご相談、お問い合わせください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
この記事がコンテンツマーケティングに興味をお持ちの方のお役に立てれば幸いです。